私がメガネ業界に入った時からずっと感じていたのは『素敵なメガネはたくさんあるのに、どうして素敵なメガネケースは少ないのだろう?』という疑問でした。
メガネを購入したときに、もちろんブランドケースは付属しますが、自分で本当に使いたいと思えるケースとはなかなか出会えない…だったらもう自分で作ってしまおう!そんな想いからスタートしました。
テーマは 『上質であり、シンプルであること』。これは、私たちがウチムラのお店づくりの中で大切にしている感覚でもあります。私がこだわりたかった点は大きく2つ。
まずは "かさばらないこと"。やはり持ち歩いたり、鞄にいれたりする中で、スマートさは重要です。そのために素材はオールレザーにしました。完全なオリジナルなので、まずは型紙から起こします。


選んだのは、植物タンニンで鞣された牛革。程よいクラフト感がありながら、細かなシボがとても上品で、使うほどに光沢が出て、表情も深まっていきます。無双仕立てにし、余計な縫い目を外に見せないことで、革そのものの質感が際立つようにしました。


悩んだのがスナップボタン…シンプルなケースだからこそ、ここが浮くと全体のバランスが崩れてしまう。その中で主張しすぎず、でも確かな存在感を持つ 『PRYM』の小さなボタンがしっくりきました。


見た目の美しさはもちろん大切ですが、もう一つこだわりたかったことは、メガネケースの本質である『メガネを守ること』。内側にしっかりとしたノーズブリッジを縫い付けることで、メガネが中で動きづらいことはもちろん、ケース自体を潰れにくくする支えにしています。


この厚みは何度も微調整を重ね、潰れないけれど、かさばらない。大きさの違うメガネもしっかり受け止められる構造にしました。

試作を何度も作り直し、細かな部分まで丁寧に調整し続けた結果、手前味噌ではありますが、かなり良い仕上がりに😊ついに完成です!
カラーは、ブラックとトープの2色。

メガネケース ブラック 26,400円(税込)

メガネケース トープ 26,400円(税込)
最後にもう一つこだわったのが化粧箱。
私たちが元町・山手エリアへの移転を決めた理由のひとつに、 竹内紙器製作所さんがこのエリアに『タケノマル』というショールームを構えていた、ということがあります。
竹内紙器製作所さんは、横浜市内に自社工場を持ち、紙箱の企画から製造までを行う会社です。「この箱、なんかいいな」と感じるものの多くが、実は竹内紙器さんの手がけたもの。そんな“知る人ぞ知る”存在です。
今回、その憧れの竹内紙器さんに、念願の箱をお願いすることが叶い、仕上がりは想像以上✨メガネケースの付属品としてはもったいないくらい、とても素敵な箱となりました!
メガネケースの試作品をお見せした際にご提案いただいたのが、“がちゃ玉”というクリップで留める箱。
今回の制作テーマである「シンプルで上質」であることにぴったりで、お店の雰囲気にもよく馴染むデザイン。私たちも本当に気に入っています😊

箱にはあえてロゴを入れず、できる限りシンプルに仕上げてあります。竹内紙器製作所さんに作っていただいたこの箱を、商品を守るためだけに使うのは、あまりにももったいない。インテリアにも馴染むデザインだからこそ、小物入れとして長く使っていただけたら。そんな想いを込めています。

メガネケースはオンラインでも販売しておりますが、ぜひ実際お手にとってご覧いただければと思います!
◼️サイズ
幅: 16.5cm × 高さ: 9.5cm × まち3.5cm
※職人さんによるハンドメイドのため、若干の個体差がございます。