スイス製時計が高級・高性能の代名詞であった1960年代後半、SEIKOは"世界に挑戦する時計"として、高精度ハイビートムーブメント(テンプという部品が高速で振動。この振動数が高いと精度が上がる)を開発。

ハイビートムーヴメントは、時計の精度を争う世界コンクールで1位を獲得し、世界の頂点に立ちました。それ以降、コンクールが廃止されたのは、日本製時計のクオリティの高さを脅威に感じたスイスが、自国時計のブランド価値を守るためであったとも言われています。

ハイビートムーヴメントを日本で初めて採用したのがロードマーベル36000。一般的に時計は振動数が上がるのに比例して、ムーブメントへの負担も上がりますが、僕が修理してきた経験からすると、ロードマーベル36000は使用されている金属自体の質の高さや、設計の高さにより消耗が少ないため、50年経った今でもしっかりとメンテナンスをしてあげることで、今後も永くお使いいただけるヴィンテージウォッチとなります。

丸い文字盤にバーインデックスのシンプルな組み合わせ。時計の本質とも言えるデザインだと思います。シンプルな分、どんなベルトとも相性が良いので、ご自身のファッションスタイルに合わせられる幅が広く、楽しめる一本だと思います。

■商品詳細

・手巻き式
・Color: Silver
・Size: 34mm

※Webサイトでのご購入につきましては、写真2枚目にございますリザードベルトを取り付けて発送しております。