Eyewear
楽しみを見つけ、愛着を持って永く使うことが出来るメガネ
物を見るための道具でもあり、ファッションアイテムでもあるメガネ。そのどちらかだけでなく、両方のバランスを大切にしたご提案をしています。
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メガネ職人・澤口さんによるオーダーメイドメガネの受注会
5月24(土)25日(日)、ウチムラにて、メガネ職人・澤口さんによるオーダーメイドメガネの受注会を開催いたします。 メガネづくりというと、一大産地である鯖江が有名ですが、鯖江の職人であっても、メガネの製造は主に分業制で、機械を使用しての製造がほとんどです。 これに対し澤口さんは、全工程を一人で行っており、その多くを手作業が占めています。全工程を一人で行うことで、工程をまたぐ際に起きるひずみは小さくなり、より精度の高いメガネとなります。 また、手仕事だからこそ出来る曲面や稜線、美しい艶にこだわっておられ、丁寧な手仕事の積み重ねによって生み出されるメガネは、他にない雰囲気を纏った、とても美しいモノとなります。 多くの時間と手間を要することもあり、このようなスタイルのメガネ職人は、現在日本でも数人しか存在しません。 澤口さんとの出会い 私達が澤口さんと最初に出会ったのは、およそ4年前。夫が友人から「埼玉にオーダーメイドで、メガネ作りをやっている職人さんがいるんだよ」と聞き、お邪魔してみることに。 業界は違えど、同じ『職人』である夫は、澤口さんの丁寧な仕事ぶりに感銘を受け、その場でオーダー。それからは、いちユーザとして澤口さんのメガネを楽しんでいました。 夫に続き、昨年、私もついに澤口眼鏡舎さんへ!澤口さんとお話をしながら、形や生地を選んでいきます。 普段からたくさんの眼鏡を見ているので、澤口さんにお願いするのであれば、やはり手仕事を感じられる形が良いと思い、機械生産では難しいカッティングが施されたモデルをオーダーしました。まだ手元には届いていないのですが、本当に楽しみです。 職人としては異色の経歴 埼玉県川越市にあるオーダーメイドのメガネ工房『澤口眼鏡舎』のオーナー兼、メガネ職人である澤口さん。 今でこそメガネづくりをされていますが、元々は、日本人なら誰もが知っている大手IT企業で『プロダクトデザイン』をされていました。 その中でも、実際に手を動かしてモノづくりをすることが好きだったとのことですが、年次が上がるにつれ、そういった現場からは離れざるを得なくなり…『昔のようにもっと手を動かしたい…』と、少し退屈さを感じるようになっていたそう。 そんなある日、自分のメガネを新調しようと思っていたところ、奥様から『近くにセミオーダーでメガネをつくれるお店があるみたいよ』と聞き、行ってみることに。そのお店は2階が工房になっており、その場でメガネづくりをしていたようで、その時に『メガネってつくれるんだ!』と知り、そこで一気にスイッチが入ったそう。 何とか一人前の材料を調達し、一か八か作ってみたところ、それが何となく形に!そこからメガネづくりにハマり、さらなる製作のため、鯖江のメーカーに突撃し、自分で作ったメガネ見せながら、材料を手に入れるルートを確保したそうで、その行動力には私も驚きました笑 それからというもの、メガネを作っては会社に持って行って、デザイン部の同僚に販売をしていたとのこと笑 デザイン部というだけあって、デザインやクオリティにこだわりの強い人が多く、自然とメガネづくりがブラッシュアップされていきました。 ある時、日本最大のクラフトイベントでもある『松本クラフトフェア』へ出展した澤口さん。自分のメガネを喜んでくれる方が多いことに手応えを感じ、会社を退職し起業。川越にある古民家を改装し、澤口眼鏡舎が誕生しました。 オーダーメイドという稀有なスタイル 最初はハンドメイドの1点ものとして、メガネを販売していた澤口さん。とあるクラフトフェアで、お客様から「昨日あったメガネ、売れてしまったようだけど、注文はできないの?」と言われ、咄嗟にその方のお顔のサイズを計測し、受注。製作し、後日お渡しをしたところ、とても喜んでいただけたそう。 『メガネって既製品がほとんどだけど、サイズを測ってつくるだけで、こんなに喜んでくれる人がいるんだ!』 それがきっかけとなり、サンプルやカラー生地を揃えてのオーダーメイドスタイルに。 実は澤口さんが『人の顔のサイズは測れる』と知っていたのは、IT企業に勤めていた時代にウェアラブルプロダクトの担当者が、"顔幅計測器"を持っていたことからでした。『もし顔のサイズを測れることを知らなかったら、今はメガネの量産をしていたかもしれないです』とおっしゃっていて、自分の経験がいつどんなことに役に立つかは本当にわからないものだなぁ…と思いました。 メガネ職人・澤口さんにインタビュー 先日、貴重なお時間をいただき、時計修理技師である夫と、澤口さんにインタビューをさせていただきました。 ...
メガネ職人・澤口さんによるオーダーメイドメガネの受注会
5月24(土)25日(日)、ウチムラにて、メガネ職人・澤口さんによるオーダーメイドメガネの受注会を開催いたします。 メガネづくりというと、一大産地である鯖江が有名ですが、鯖江の職人であっても、メガネの製造は主に分業制で、機械を使用しての製造がほとんどです。 これに対し澤口さんは、全工程を一人で行っており、その多くを手作業が占めています。全工程を一人で行うことで、工程をまたぐ際に起きるひずみは小さくなり、より精度の高いメガネとなります。 また、手仕事だからこそ出来る曲面や稜線、美しい艶にこだわっておられ、丁寧な手仕事の積み重ねによって生み出されるメガネは、他にない雰囲気を纏った、とても美しいモノとなります。 多くの時間と手間を要することもあり、このようなスタイルのメガネ職人は、現在日本でも数人しか存在しません。 澤口さんとの出会い 私達が澤口さんと最初に出会ったのは、およそ4年前。夫が友人から「埼玉にオーダーメイドで、メガネ作りをやっている職人さんがいるんだよ」と聞き、お邪魔してみることに。 業界は違えど、同じ『職人』である夫は、澤口さんの丁寧な仕事ぶりに感銘を受け、その場でオーダー。それからは、いちユーザとして澤口さんのメガネを楽しんでいました。 夫に続き、昨年、私もついに澤口眼鏡舎さんへ!澤口さんとお話をしながら、形や生地を選んでいきます。 普段からたくさんの眼鏡を見ているので、澤口さんにお願いするのであれば、やはり手仕事を感じられる形が良いと思い、機械生産では難しいカッティングが施されたモデルをオーダーしました。まだ手元には届いていないのですが、本当に楽しみです。 職人としては異色の経歴 埼玉県川越市にあるオーダーメイドのメガネ工房『澤口眼鏡舎』のオーナー兼、メガネ職人である澤口さん。 今でこそメガネづくりをされていますが、元々は、日本人なら誰もが知っている大手IT企業で『プロダクトデザイン』をされていました。 その中でも、実際に手を動かしてモノづくりをすることが好きだったとのことですが、年次が上がるにつれ、そういった現場からは離れざるを得なくなり…『昔のようにもっと手を動かしたい…』と、少し退屈さを感じるようになっていたそう。 そんなある日、自分のメガネを新調しようと思っていたところ、奥様から『近くにセミオーダーでメガネをつくれるお店があるみたいよ』と聞き、行ってみることに。そのお店は2階が工房になっており、その場でメガネづくりをしていたようで、その時に『メガネってつくれるんだ!』と知り、そこで一気にスイッチが入ったそう。 何とか一人前の材料を調達し、一か八か作ってみたところ、それが何となく形に!そこからメガネづくりにハマり、さらなる製作のため、鯖江のメーカーに突撃し、自分で作ったメガネ見せながら、材料を手に入れるルートを確保したそうで、その行動力には私も驚きました笑 それからというもの、メガネを作っては会社に持って行って、デザイン部の同僚に販売をしていたとのこと笑 デザイン部というだけあって、デザインやクオリティにこだわりの強い人が多く、自然とメガネづくりがブラッシュアップされていきました。 ある時、日本最大のクラフトイベントでもある『松本クラフトフェア』へ出展した澤口さん。自分のメガネを喜んでくれる方が多いことに手応えを感じ、会社を退職し起業。川越にある古民家を改装し、澤口眼鏡舎が誕生しました。 オーダーメイドという稀有なスタイル 最初はハンドメイドの1点ものとして、メガネを販売していた澤口さん。とあるクラフトフェアで、お客様から「昨日あったメガネ、売れてしまったようだけど、注文はできないの?」と言われ、咄嗟にその方のお顔のサイズを計測し、受注。製作し、後日お渡しをしたところ、とても喜んでいただけたそう。 『メガネって既製品がほとんどだけど、サイズを測ってつくるだけで、こんなに喜んでくれる人がいるんだ!』 それがきっかけとなり、サンプルやカラー生地を揃えてのオーダーメイドスタイルに。 実は澤口さんが『人の顔のサイズは測れる』と知っていたのは、IT企業に勤めていた時代にウェアラブルプロダクトの担当者が、"顔幅計測器"を持っていたことからでした。『もし顔のサイズを測れることを知らなかったら、今はメガネの量産をしていたかもしれないです』とおっしゃっていて、自分の経験がいつどんなことに役に立つかは本当にわからないものだなぁ…と思いました。 メガネ職人・澤口さんにインタビュー 先日、貴重なお時間をいただき、時計修理技師である夫と、澤口さんにインタビューをさせていただきました。 ...
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ウチムラのレンズ価格|もっとメガネを楽しんでほしい
『メガネは物を見るための道具であり、ファッションアイテムである』 これは、私たちがメガネを扱う上で最も大切にしていることの一つです。 メガネは、物を見るための道具として誕生しました。きちんと見えること、心地よく掛けられること、それがとても大切。 一方、現代においてメガネは、その人らしさを表現するファッションアイテムの一つにもなっています。メガネによって、その人の印象や雰囲気も変わる。 私たちは『道具』と『ファッション』両方のバランスを大切にしながらメガネをご提案しています。 『メガネのレンズって高級…』 これまでblogやお店のInstagramでもご紹介してきましたが、私はメガネ業界では少し珍しく、いくつかの業界を経験して今に至ります。全く違う畑から、この業界に入りました。 業界に入る前のお話は『Miki's 小話』にて 私がメガネ業界に入る前、いちユーザーとして感じていたのは『メガネのレンズって高級だよなぁ…』ということ。 もちろん、ピンからキリまでさまざまな価格のものが存在しますが、自分なりに“ちゃんとしたメガネ”を買いたいと思った時には「種類がいろいろあるけど、とりあえず良いランクのレンズが安心かな……」となり、レンズ代がフレーム代と同じくらいになったり、ときにはフレーム代よりも高くなったり。 メガネを複数本持って、ファッションとして楽しみたいと思った時に、それが少しネックになってしまうこともありました。 当時は、レンズとは、そういうものなんだろうと思っていましたが、自分がメガネ業界に入ってみると、レンズの価格について意外な "業界の仕組み" を知ります。 それは、レンズの店頭販売価格を基本的に "それぞれのお店が決める" ということです。 つまり、同じメーカーの全く同じレンズであっても、A店では2万円、B店では4万円ということも起こり得るということ。 以前、NECというメーカーで働いていたこともある私にとって、この価格の決め方はとても意外でした。 ただ、これにはメガネレンズ特有の理由があります。 レンズというのは、メーカーから丸い状態で出荷され、お店でフレームに合わせて加工し、製作をします。 また、視力測定やフィッティングまで含めて、ひとつのメガネが完成となります。 つまり、レンズそのものだけではなく、完成までの工程にはお店の技術やノウハウ、手間が加わっているということ。そのため、工賃に対する考え方はお店によって異なり、結果として同じレンズでも販売価格に差が出ること、それ自体は不自然なことではありません。 『ウチムラのレンズ価格』 ご来店いただいたお客様から「意外とレンズがお安いんですね」と言っていただくことがよくあります。 もちろん、価格に対する感覚は人それぞれです。それでも、これまで他のお店でメガネを作られた経験のあるお客様から、そういった言葉をいただくことが多いのは、私たちが意識してレンズ価格を抑えているからだと思います。...
ウチムラのレンズ価格|もっとメガネを楽しんでほしい
『メガネは物を見るための道具であり、ファッションアイテムである』 これは、私たちがメガネを扱う上で最も大切にしていることの一つです。 メガネは、物を見るための道具として誕生しました。きちんと見えること、心地よく掛けられること、それがとても大切。 一方、現代においてメガネは、その人らしさを表現するファッションアイテムの一つにもなっています。メガネによって、その人の印象や雰囲気も変わる。 私たちは『道具』と『ファッション』両方のバランスを大切にしながらメガネをご提案しています。 『メガネのレンズって高級…』 これまでblogやお店のInstagramでもご紹介してきましたが、私はメガネ業界では少し珍しく、いくつかの業界を経験して今に至ります。全く違う畑から、この業界に入りました。 業界に入る前のお話は『Miki's 小話』にて 私がメガネ業界に入る前、いちユーザーとして感じていたのは『メガネのレンズって高級だよなぁ…』ということ。 もちろん、ピンからキリまでさまざまな価格のものが存在しますが、自分なりに“ちゃんとしたメガネ”を買いたいと思った時には「種類がいろいろあるけど、とりあえず良いランクのレンズが安心かな……」となり、レンズ代がフレーム代と同じくらいになったり、ときにはフレーム代よりも高くなったり。 メガネを複数本持って、ファッションとして楽しみたいと思った時に、それが少しネックになってしまうこともありました。 当時は、レンズとは、そういうものなんだろうと思っていましたが、自分がメガネ業界に入ってみると、レンズの価格について意外な "業界の仕組み" を知ります。 それは、レンズの店頭販売価格を基本的に "それぞれのお店が決める" ということです。 つまり、同じメーカーの全く同じレンズであっても、A店では2万円、B店では4万円ということも起こり得るということ。 以前、NECというメーカーで働いていたこともある私にとって、この価格の決め方はとても意外でした。 ただ、これにはメガネレンズ特有の理由があります。 レンズというのは、メーカーから丸い状態で出荷され、お店でフレームに合わせて加工し、製作をします。 また、視力測定やフィッティングまで含めて、ひとつのメガネが完成となります。 つまり、レンズそのものだけではなく、完成までの工程にはお店の技術やノウハウ、手間が加わっているということ。そのため、工賃に対する考え方はお店によって異なり、結果として同じレンズでも販売価格に差が出ること、それ自体は不自然なことではありません。 『ウチムラのレンズ価格』 ご来店いただいたお客様から「意外とレンズがお安いんですね」と言っていただくことがよくあります。 もちろん、価格に対する感覚は人それぞれです。それでも、これまで他のお店でメガネを作られた経験のあるお客様から、そういった言葉をいただくことが多いのは、私たちが意識してレンズ価格を抑えているからだと思います。...
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YUICHI TOYAMA.の背景にあるもの — 外山雄一さんに聞く
私たちがYUICHI TOYAMA.のメガネと出会って、およそ4年。お客様へのご提案や、実際に自分たち自身も使い続ける中で、その魅力を少しずつ体感してきました。 デザインの美しさと、道具としての機能性。そのどちらかに偏るのではなく、バランスを大切にされていること。そして、メガネの背景にある哲学やこだわりにも、私たちウチムラが大切にしていることと通じるものを感じています。 今回、YUICHI TOYAMA. Trunk Showを開催するにあたり、改めてこのブランドのことを深く知りたい。その想いで青山にある旗艦店を訪ね、ブランドオーナー兼デザイナーである外山雄一さんに、お話を伺いました。 YUICHI TOYAMA.の空間に込めた想い MIKI : 本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます! さっそくですが、青山の旗艦店は『YUICHI TOYAMA.』にとってどのような場所なのでしょうか。空間に込めた想いや、こだわったポイントについて教えてください。 外山さん : (以下敬称略)YUICHI TOYAMA.の頭の中であり、皆さんとの接点ですね。一番は、YUICHI TOYAMA.というメガネが、どんな思考や哲学ででき上がっているのかを体感できる空間にしたかった。それが旗艦店というものだろうな、と僕はずっと考えていました。 この店のテーマのひとつが "工芸品としてのメガネ" という提案です。僕自身、30年以上眼鏡に関わり、デザインをしてきましたが、眼鏡って、人の手を介してつくられている部分がすごく大きいんですよね。製造工程も多いし、手仕事によって生まれる部分がたくさんあります。 ただ、それをそのまま工芸という見せ方にしてしまうと、お土産屋さんっぽくなってしまう。だから、もっと自然に感じてもらえるようにしたかったんです。 空間をつくるうえでは、お客様とのファーストコンタクトとなる「目の動線」「匂い」「音」をかなり意識しています。 例えば、店に入って最初に目にするのは橋本君の作品と伊達冠石のメイン什器です。 その後ろにメガネが見えてくる。当たり前なんですけど、メガネ店に入ると、どうしても最初にメガネを見てしまうじゃないですか。だから、あえて最初からメガネを強く見せないようにしています。 視覚だけではなく、香りはオリジナルのインセンスを製作していますし、音にもこだわっています。Taguchiのスピーカー「REX」を使って、普通のスピーカーのように正面から音が当たるのではなく、美術館のように頭の上から音を浴びるような感覚にしています。BGMはyahyelのミル君に製作してもらいました。 外から見たときは全面ガラス張りで、なるべくシームレスに見えるようにしている。でも、中へ入った瞬間には、ガラッと空気が変わる。入りやすいんだけど、一歩入ると空気が変わる。その中でリラックスしながら、よりメガネにフォーカスして集中して選んでもらう。そういう体験をつくりたかったんです。 MIKI:お店の中で、外山さん自身が特に好きな場所はありますか? 外山:もちろんどこにいても好きなんですけど、一番は剣持さんの一人掛けのソファですね。...
YUICHI TOYAMA.の背景にあるもの — 外山雄一さんに聞く
私たちがYUICHI TOYAMA.のメガネと出会って、およそ4年。お客様へのご提案や、実際に自分たち自身も使い続ける中で、その魅力を少しずつ体感してきました。 デザインの美しさと、道具としての機能性。そのどちらかに偏るのではなく、バランスを大切にされていること。そして、メガネの背景にある哲学やこだわりにも、私たちウチムラが大切にしていることと通じるものを感じています。 今回、YUICHI TOYAMA. Trunk Showを開催するにあたり、改めてこのブランドのことを深く知りたい。その想いで青山にある旗艦店を訪ね、ブランドオーナー兼デザイナーである外山雄一さんに、お話を伺いました。 YUICHI TOYAMA.の空間に込めた想い MIKI : 本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます! さっそくですが、青山の旗艦店は『YUICHI TOYAMA.』にとってどのような場所なのでしょうか。空間に込めた想いや、こだわったポイントについて教えてください。 外山さん : (以下敬称略)YUICHI TOYAMA.の頭の中であり、皆さんとの接点ですね。一番は、YUICHI TOYAMA.というメガネが、どんな思考や哲学ででき上がっているのかを体感できる空間にしたかった。それが旗艦店というものだろうな、と僕はずっと考えていました。 この店のテーマのひとつが "工芸品としてのメガネ" という提案です。僕自身、30年以上眼鏡に関わり、デザインをしてきましたが、眼鏡って、人の手を介してつくられている部分がすごく大きいんですよね。製造工程も多いし、手仕事によって生まれる部分がたくさんあります。 ただ、それをそのまま工芸という見せ方にしてしまうと、お土産屋さんっぽくなってしまう。だから、もっと自然に感じてもらえるようにしたかったんです。 空間をつくるうえでは、お客様とのファーストコンタクトとなる「目の動線」「匂い」「音」をかなり意識しています。 例えば、店に入って最初に目にするのは橋本君の作品と伊達冠石のメイン什器です。 その後ろにメガネが見えてくる。当たり前なんですけど、メガネ店に入ると、どうしても最初にメガネを見てしまうじゃないですか。だから、あえて最初からメガネを強く見せないようにしています。 視覚だけではなく、香りはオリジナルのインセンスを製作していますし、音にもこだわっています。Taguchiのスピーカー「REX」を使って、普通のスピーカーのように正面から音が当たるのではなく、美術館のように頭の上から音を浴びるような感覚にしています。BGMはyahyelのミル君に製作してもらいました。 外から見たときは全面ガラス張りで、なるべくシームレスに見えるようにしている。でも、中へ入った瞬間には、ガラッと空気が変わる。入りやすいんだけど、一歩入ると空気が変わる。その中でリラックスしながら、よりメガネにフォーカスして集中して選んでもらう。そういう体験をつくりたかったんです。 MIKI:お店の中で、外山さん自身が特に好きな場所はありますか? 外山:もちろんどこにいても好きなんですけど、一番は剣持さんの一人掛けのソファですね。...
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オリジナルメガネケース
私がメガネ業界に入った時からずっと感じていたのは『素敵なメガネはたくさんあるのに、どうして素敵なメガネケースは少ないのだろう?』という疑問でした。 メガネを購入したときに、もちろんブランドケースは付属しますが、自分で本当に使いたいと思えるケースとはなかなか出会えない…だったらもう自分で作ってしまおう!そんな想いからスタートしました。 テーマは 『上質であり、シンプルであること』。これは、私たちがウチムラのお店づくりの中で大切にしている感覚でもあります。私がこだわりたかった点は大きく2つ。 まずは "かさばらないこと"。やはり持ち歩いたり、鞄にいれたりする中で、スマートさは重要です。そのために素材はオールレザーにしました。完全なオリジナルなので、まずは型紙から起こします。 選んだのは、植物タンニンで鞣された牛革。程よいクラフト感がありながら、細かなシボがとても上品で、使うほどに光沢が出て、表情も深まっていきます。無双仕立てにし、余計な縫い目を外に見せないことで、革そのものの質感が際立つようにしました。 悩んだのがスナップボタン…シンプルなケースだからこそ、ここが浮くと全体のバランスが崩れてしまう。その中で主張しすぎず、でも確かな存在感を持つ 『PRYM』の小さなボタンがしっくりきました。 見た目の美しさはもちろん大切ですが、もう一つこだわりたかったことは、メガネケースの本質である『メガネを守ること』。内側にしっかりとしたノーズブリッジを縫い付けることで、メガネが中で動きづらいことはもちろん、ケース自体を潰れにくくする支えにしています。 この厚みは何度も微調整を重ね、潰れないけれど、かさばらない。大きさの違うメガネもしっかり受け止められる構造にしました。 試作を何度も作り直し、細かな部分まで丁寧に調整し続けた結果、手前味噌ではありますが、かなり良い仕上がりに😊ついに完成です! カラーは、ブラックとトープの2色。 メガネケース ブラック 26,400円(税込) メガネケース トープ 26,400円(税込) 最後にもう一つこだわったのが化粧箱。 私たちが元町・山手エリアへの移転を決めた理由のひとつに、 竹内紙器製作所さんがこのエリアに『タケノマル』というショールームを構えていた、ということがあります。竹内紙器製作所さんは、横浜市内に自社工場を持ち、紙箱の企画から製造までを行う会社です。「この箱、なんかいいな」と感じるものの多くが、実は竹内紙器さんの手がけたもの。そんな“知る人ぞ知る”存在です。今回、その憧れの竹内紙器さんに、念願の箱をお願いすることが叶い、仕上がりは想像以上✨メガネケースの付属品としてはもったいないくらい、とても素敵な箱となりました! メガネケースの試作品をお見せした際にご提案いただいたのが、“がちゃ玉”というクリップで留める箱。今回の制作テーマである「シンプルで上質」であることにぴったりで、お店の雰囲気にもよく馴染むデザイン。私たちも本当に気に入っています😊 箱にはあえてロゴを入れず、できる限りシンプルに仕上げてあります。竹内紙器製作所さんに作っていただいたこの箱を、商品を守るためだけに使うのは、あまりにももったいない。インテリアにも馴染むデザインだからこそ、小物入れとして長く使っていただけたら。そんな想いを込めています。 メガネケースはオンラインでも販売しておりますが、ぜひ実際お手にとってご覧いただければと思います! ◼️サイズ...
オリジナルメガネケース
私がメガネ業界に入った時からずっと感じていたのは『素敵なメガネはたくさんあるのに、どうして素敵なメガネケースは少ないのだろう?』という疑問でした。 メガネを購入したときに、もちろんブランドケースは付属しますが、自分で本当に使いたいと思えるケースとはなかなか出会えない…だったらもう自分で作ってしまおう!そんな想いからスタートしました。 テーマは 『上質であり、シンプルであること』。これは、私たちがウチムラのお店づくりの中で大切にしている感覚でもあります。私がこだわりたかった点は大きく2つ。 まずは "かさばらないこと"。やはり持ち歩いたり、鞄にいれたりする中で、スマートさは重要です。そのために素材はオールレザーにしました。完全なオリジナルなので、まずは型紙から起こします。 選んだのは、植物タンニンで鞣された牛革。程よいクラフト感がありながら、細かなシボがとても上品で、使うほどに光沢が出て、表情も深まっていきます。無双仕立てにし、余計な縫い目を外に見せないことで、革そのものの質感が際立つようにしました。 悩んだのがスナップボタン…シンプルなケースだからこそ、ここが浮くと全体のバランスが崩れてしまう。その中で主張しすぎず、でも確かな存在感を持つ 『PRYM』の小さなボタンがしっくりきました。 見た目の美しさはもちろん大切ですが、もう一つこだわりたかったことは、メガネケースの本質である『メガネを守ること』。内側にしっかりとしたノーズブリッジを縫い付けることで、メガネが中で動きづらいことはもちろん、ケース自体を潰れにくくする支えにしています。 この厚みは何度も微調整を重ね、潰れないけれど、かさばらない。大きさの違うメガネもしっかり受け止められる構造にしました。 試作を何度も作り直し、細かな部分まで丁寧に調整し続けた結果、手前味噌ではありますが、かなり良い仕上がりに😊ついに完成です! カラーは、ブラックとトープの2色。 メガネケース ブラック 26,400円(税込) メガネケース トープ 26,400円(税込) 最後にもう一つこだわったのが化粧箱。 私たちが元町・山手エリアへの移転を決めた理由のひとつに、 竹内紙器製作所さんがこのエリアに『タケノマル』というショールームを構えていた、ということがあります。竹内紙器製作所さんは、横浜市内に自社工場を持ち、紙箱の企画から製造までを行う会社です。「この箱、なんかいいな」と感じるものの多くが、実は竹内紙器さんの手がけたもの。そんな“知る人ぞ知る”存在です。今回、その憧れの竹内紙器さんに、念願の箱をお願いすることが叶い、仕上がりは想像以上✨メガネケースの付属品としてはもったいないくらい、とても素敵な箱となりました! メガネケースの試作品をお見せした際にご提案いただいたのが、“がちゃ玉”というクリップで留める箱。今回の制作テーマである「シンプルで上質」であることにぴったりで、お店の雰囲気にもよく馴染むデザイン。私たちも本当に気に入っています😊 箱にはあえてロゴを入れず、できる限りシンプルに仕上げてあります。竹内紙器製作所さんに作っていただいたこの箱を、商品を守るためだけに使うのは、あまりにももったいない。インテリアにも馴染むデザインだからこそ、小物入れとして長く使っていただけたら。そんな想いを込めています。 メガネケースはオンラインでも販売しておりますが、ぜひ実際お手にとってご覧いただければと思います! ◼️サイズ...